息子の衝撃発言。

菅原裕子の日常

大晦日に小樽で働いている次男が帰省。
今年は遅い時間のバスしか席が空いてなくて家に着いたのが23時過ぎ。なんとか一緒に年を越せるギリギリの時間に帰省です。

スタートが遅かったせいもあって、朝の4時までお酒を飲みながら色んなこと話したの。
仕事のこと、彼女のこと、子供の頃のこと、ずっと続けていた野球のこと・・・。
この子、大人になったせいか会うたびに口数が増えて私に何でも話すようになったのね。社会人という同じ立場になったせいもあるのかな。
でも、あまり昔のことを話す機会はなかったんだけど、今回はやけに懐かしい話になったりしたのね。そうなると必ず話題になるのが小学3年生からずっと続けている野球のこと。

彼の子供時代も思春期も、野球なしには語れないし(っていうか野球しかしてこなかった)理学療法士になろうと思ったキッカケも野球で肘を痛めて苦しんだからだしね。

彼の人生は野球とともにあったと言っても過言ではない。

 

そんな彼がね、こう言ったんです。


「ずっと野球を辞めたかった。義務でやっていただけだから。」って・・・。

 

 

 

 

えーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!!!

 

 

 

まじ?!まじですか?!
お父さんもお母さんも、爺ちゃんだってあんなに練習に付き合ったのに!
朝早くおにぎり握って朝練に送って行ったのに!!
疲れた体にムチ打って、泥んこのユニフォームを毎晩洗ったのに!!
体を大きくするために、ご飯もめっちゃ考えて作ってたのに!!
遠征もほとんど付いて行ったし、あんなにお金も掛けたのに!本音www

それもこれも、ぜ〜んぶ「この子がやりたい事を応援してあげたい」という一心だったのに!!
今さら「辞めたかった」って・・・「義務」って・・・ナニーーーーーーーーー??????

まさかの衝撃発言・・・。
確かに体が小さくて力もなくて、足も遅くてセンスもなかった。万年補欠だったけど、だからこそ好きでなきゃ続けていないと思ったし、親として彼が一つのことを最後まで全うしたのが誇りだったの。

だけど彼にしてみたら、そんな一生懸命な親の姿を見ているからこそ「辞めたい」と言い出せなかったみたい。中学でも高校でも「当然続けるんだろう」という周りの空気を壊す勇気がなかったんだろうな。
そしてきっと、野球が大好きな私とアライグマ君のがっかりする顔を見たくなかったんだろうって思う。

私達はそんな息子の気持ちにも気づかず、9年間「頑張れ!もっと頑張れ!」と彼に言い続けた。
あーーーーーー!!バカ親にもほどがある!!

 

私にも覚えがある。

子供はいつでも「なんとか親の期待に応えよう」とする。
褒められようとする。認めてもらおうとする。

「気づいてあげられなくてゴメンね。」と後悔の念に駆られる私達に「でも今は、野球を続けていて良かったと心から思うよ」と言った彼の言葉に少し救われた。
今は4つものチームに所属して野球を楽しんでいるのだから本音なのだろう。
高校時代、家ではバットを全く振らなかった彼が、今は毎日素振りをしていると言うんだから笑っちゃう。

正直に話してくれてありがとう。本当の気持ちを知れて嬉しかった。

 

昨日の番組で、スピードスケートのバンクーバー五輪銀メダリスト長島圭一郎さんらの特集をしてたの。引退表明から復帰して、35才で再びオリンピック代表を目指す姿をドキュメントで放映したもの。
彼のチャレンジは叶わなかったけど、最後に「スケートを嫌いなまま終わらなくて良かった」と言う長島さんの言葉が息子と重なった。

息子も野球を楽しめるようになってくれて良かったな。

時に親は、自分の価値観が子供の幸せに繋がると勘違いして押し付けてしまいがち。
それを押し付けとは気付かずに「いつか分かってくれるはず」という勝手な大義名分をつけて。

息子の衝撃発言は、新年早々ショックだったのだけれど、私たち夫婦にとって大切な置き土産となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 この記事の投稿者

菅原裕子

毎日何人もの女性の顔に触れているせいか、女の顔には「生き方」や「考え方」がぜ〜んぶ出てしまうんだなって実感しています。
私の言葉や施術を通して、あなたが女性として「死ぬまで良い顔で生きられる」お手伝いできたら嬉しいと思い、日々感じていることや美容ネタを綴ります。
北海道釧路市でノエビアの美容サロンを経営。ブライダルメイクアップアーティスト。若返りハッピーメイク主宰。
お酒が大好きで365日欠かさない、息子2人をもつ母親です。
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